トラブルを防ぐ

ケガをしにくい体を作る

 スポーツ選手に多いケガには、骨折や捻挫や肉離れ、靭帯損傷などがあります。ケガをしやすい体は、骨がもろい、筋肉が足りない、関節がかたい体です。筋肉をつけ、骨を強くし、関節をやわらかくすることでケガを防ぐことができます。

 そのために必要なのが、カルシウムとマグネシウムで、骨を作る材料となります。カルシウムは筋肉のけいれんを防ぎ、マグネシウムは筋肉の収縮を助ける働きをします。体がスムーズに動くために必要な栄養素です。

骨折しにくい体を作る

 丈夫な骨を作るには、骨の主成分であるカルシウムをはじめとして、たんぱく質やマグネシウム、ビタミンB群、ビタミンDを多くとる必要があります。同時に、カルシウムの吸収を阻害するリンは控えます。カツプラーメンやスナック菓子にはリンが大量に含まれているので、注意しましよう。

関節や腱、靭帯を強くする

 筋肉や骨だけでなく、骨と筋肉をつないでいる関節や腱、靭帯を強くすることも、ケガの予防に重要なことです。

 これらを強くするのに必要なのが、たんぱく質の一種であるコラーゲンです。コラーゲンが不足すると、一肩や腰、膝などに痛みが出てきます。年をとると、腰や膝の関節炎に悩まされる人が多いのは、コラーゲン不足が一因です。

コラーゲン以外にも、ビタミンCや グルコサミン、コンドコイチンなどをとるとよいでしょう。

夏はとくに水分補給に留意

 夏は、暑さによる疲労や過剰な水分摂取によって、夏バテや食欲低下が起こりやすい時期です。食欲を増進させるには、香辛料や酢、にんにくなどを活用しましょう。

 発汗による体内の水不足が進みますので、喉が渇くまで待たずに、定期的な水分補給が必要です。冬場はとくに喉の渇きを感じないので、意識して水分をとる必要があります。

 発汗が多いときは、水分とともにミネラル分も失われます。定期的な水分補給と同時にミネラル補給も忘れないようにしましようoただしヽ糖質の多いジュース類は避け、低カロリーのものを選びましょう。

体の動きをスムーズにするための食品

  • 大豆・大豆製品   良質のたんぱく質源となる
  • 魚介類、小魚    カルシウムやマグネシウムが豊富
  • 緑黄色野菜     ビタミンやミネラルが豊富
  • アーモンド     マグネシウムなどのミネラルが豊富

腱・靭帯を強くするための食品

  • 豚足、牛すじ    コラーゲンが豊富
  • 果物、緑黄色野菜  ビタミンCが豊富
  • カキ、ウナギ、ごま コラーゲン生成にかかわる亜鉛を含む
  • 納豆、おくら    コンドロイチンが含まれる

骨折しにくくするための食品

  • 牛乳        カルシウムの含有量が多く、吸収率が高い
  • 小魚、イワシ    カルシウムやビタミンDがとれる
  • 海藻類       マグネシウムが豊富
  • 緑黄色野菜     ビタミンB群が豊富

夏バテを防ぐための食品

  • 豚肉、ウナギの蒲焼 疲労を回復させる作用があり、ビタミンB1が豊富
  • グレープフルーツ  ストレスを和らげる効果があるビタミンCが豊富
  • にんにく      食欲増進、疲労回復

参考資料「栄養の教科書」

水素は悪玉の活性酸素を水素により取り除くことにより、さまざまな病気や治療に活用できると期待されています。